自然の中でのびのび育てる「放牧」、
牛をノーストレスで育てる「アニマルウェルフェア」、
牛の力を活して環境負荷を下げる「循環型酪農」。
牧場主が牛や環境、そして牛乳のことを考え尽くした
様々なスタイルがあります。
そんな こだわりを持った牧場の牛乳を
私たちは「クラフトミルク」と呼びます。
あっさりしていて草の風味がするもの、甘いのに後味すっきりなもの。
まるでデザートのような甘いものもあれば、
チーズのようなワイルドな味もあります。
一つとして同じ味はなく、
牧場のこだわりが凝縮されています。
是非クラフトミルクを飲んでみてください。
牛乳観がひっくり返ります。
是非クラフトミルクを飲んでみてください。
あたらしい牛乳観に、生まれ変わります。
北海道・興部
オホーツク海に面した興部(おこっぺ)にある牧場。牧場主の家に生まれた現代表の大黒さんは小学生の時に飲んだ給食の牛乳が地元産でないことに違和感を持ち、自分たちで牛乳をつくろうと決意。幾多の試練の乗り越え、牧場独自の牛乳を作ったパイオニア。牛乳はあっさりとしながら甘みもある、まろやかな仕上がり。
生産地:北海道・興部町 生産者:ノースプレインファーム スタイル:放牧 無脂固形分:8 . 3 % 以上 乳脂肪分:3 . 5 % 以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・天塩
北海道北部の天塩で放牧を行う「宇野牧場」。牛が食べる餌は草のみ。牛の寝わらも含めて全てオーガニックというこだわり。牛乳は最高峰の牛乳という名にふさわしい複雑な甘み。草の風味が強く季節によって味が大きく変わる。
生産地:北海道 天塩 生産者:宇野牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:8 . 7 % 以上 乳脂肪分:3 . 6 % 以上 製造:65 ℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・旭川
北海道の開拓民である初代の斉藤さんが独学で一から作り上げた旭川の山奥にある牧場。牛や自然の力を活かし、自然に逆らわないスタイルは現在牧場を運営する2代目の拓美さんと3代目の未来さんも受け継いでいる。牛は草のみを食べ、急斜面を何食わぬ顔をして力強く歩く。育て方も影響してか、牛乳はとにかくワイルド。口当たりはスッキリで、爽やかな甘みを感じる。
生産地:北海道・旭川 生産者:斉藤牧場 スタイル:山地酪農 無脂固形分:8.0%以上 乳脂肪分:3.0%以上 製造:63〜65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・美瑛
美瑛の絶景が広がる丘陵地帯にある牧場。牛舎、カフェ、製造工場、チーズ工房、すべての建物が統一感のあるデザイン。暑い夏も、-30度を下回る寒い冬も外に常に出す「通年放牧」。ジャージー、ブラウンスイス、ホルスタイン、モンベリアードの4種の牛から搾られる牛乳は口当たりはあっさりだが、甘さが口の中でしっかり広がる。
生産地:北海道・美瑛 生産者:美瑛放牧酪農場 スタイル:放牧 無脂固形分:8.3%以上 乳脂肪分:3.8%以上 製造:63℃ 30分 ホモジナイズ
北海道・足寄
見渡す限り山々で囲まれた自然豊かな牧場。自然の力を活かしながら、牛も人も負荷のかからない放牧酪農を行う。そのため、4月から12 月までの期間限定で牛乳をつくる。草の味が強く、あっさりしている。牛乳とは思えない爽やかな口当たり。
生産地:北海道・足寄 生産者:ありがとう牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:9.0 % 以上 乳脂肪分:4.1% 以上 製造:63℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・広尾
北海道の十勝にある広尾の牧場。牛たちは平地の綺麗な牧草地に放牧されているが、ここでは無理に外に出さない。運動したい牛は外へ。ゆっくりしたい牛は建物の中へ。牛たちの気分に合わせ、なるべくストレスをかけずに育てている。牛乳は甘味も風味もしっかりありながら、爽やかな口当たり。
生産地:北海道・広尾町 生産者:菊地ファーム スタイル:放牧+フリーバーン 無脂固形分:8.7%以上 乳脂肪分:3.6%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・喜茂別
羊蹄山をバックに牛たちが放牧される絶景の牧場。放牧地の脇には綺麗な小川も流れ、のどかな時間が過ぎている。牧場主の斉藤さんが目指すのは「ほどほどの牛乳」。牛も人も無理をしすぎない。牛乳も濃すぎず、甘すぎず、毎日飲めるおいしさを追求する。
生産地:北海道・喜茂別 生産者:牧場タカラ スタイル:放牧 無脂固形分:8.0% 以上 乳脂肪分:3.0% 以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
北海道・清水
創業者の村上さんは元々牛舎で牛を飼っていたが、ドイツ訪問の際に飲んだオーガニック牧場の牛乳に衝撃を覚えたという。帰国後、牛は放牧、草は農薬や化学肥料を使わないで育てるようになった。70haという広大な土地で草を育てながら放牧している。牛はホルスタインで、75頭以上飼っている。牛乳はさっぱりしながら、甘さをのどでしっかり感じられる。
生産地:北海道・清水 生産者:あすなろファーミング スタイル:放牧 無脂固形分:8.0% 以上 乳脂肪分:3.6% 以上 製造:63℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
岩手・宮古
グラスフェッドでヤギを飼っている牧場。元々は乳牛も飼っていたが、最近やめてヤギやヒツジに特化した牧場に切り替えた。ヤギは60頭ほど。見晴らしのよい牧場で放牧され、山羊ものびのびしている。ヤギらしいミルクでありながら、草の風味があり、爽やかな香りが鼻を抜ける。
生産地:岩手・宮古 生産者:しあわせ牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:8.0%以上 乳脂肪分:3.0%以上 製造:80℃ 5分
福島・佐原
福島駅からほど近く、日本の原風景のようなきれいな里山にある。牛を育てながら牛乳を製造し、配達も行っている牧場。牛たちの飼料も自家生産。弟が牧場運営、姉が製造とカフェ運営と家族で営む。牛乳は低温殺菌で、ほどよい甘さ。毎日飲むことを意識し、乳脂肪が浮かず、口触りをよくするため、あえて「ホモジナイズ」している。
生産地:福島・福島 生産者:ささき牧場 スタイル:つなぎ飼い 無脂固形分:8.4%以上 乳脂肪分:3.5%以上 製造:63℃ 30分(低温殺菌) ホモジナイズ
栃木・那須
関東でも有数の酪農地帯である栃木の那須にある「森林ノ牧場」。牧場といえば、草原というイメージが強いが、名前の通り、牧場は森林の中にある。鹿のようにかわいいジャージーの牛たちが森林の中でのびのび暮らしている。森林で育まれた牛乳はジャージーらしい甘さがありながら、あっさりとした後味が印象的。
生産地:栃木・那須 生産者:森林ノ牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:8.8%以上 乳脂肪分:4.0%以上 製造:63℃ 30分 ノンホモジナイズド
千葉・館山
日本の酪農発祥の地 千葉の牧場。牛はホルスタイン、ジャージーを飼っている。快適な牛舎の中で牛たちは自由に餌を食べたり、寝ていたりしている。地域や社会の課題に向き合い、酪農教育なども積極的に行う。メタンガスを減らす餌を食べさせた牛たちから搾る「メタンガス低減チャレンジ牛乳」や、成分の高いすぐれたジャージーのみから搾る「Premiumジャージー牛乳」などもある。甘みがしっかりとありながら、あっさりしたきれいな飲みごごち。
生産地:千葉・館山 生産者:須藤牧場 スタイル:フリーストール 無脂固形分:8.3%以上 乳脂肪分:3.5%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
東京・八王子
東京・八王子の住宅街のど真ん中にある牧場。牛舎の中は仕切りがなく、牛は自由に動き回りながら餌を食べたり、休んだりしている。牛舎の脇には道があり、住民たちが牛たちの名前を呼びながら触れ合っている。ホルスタイン、ジャージーをはじめ希少な6品種が織り交ぜられた牛乳はキリッとしながら牛乳らしい甘さが口に広がる。
生産地:東京・八王子 生産者:磯沼ミルクファーム スタイル:フリーバーン 無脂固形分:8.4%以上 乳脂肪分:3.6%以上 製造:65℃30分(低温殺菌)
東京・八丈島
東京唯一の放牧の牧場。南国の八丈島で育ったジャージー牛。ヤシの木の麓で草を食む様子はなんとも珍しい。ジャージーらしい濃さと甘さ。暖かい気候で味は年中安定。太平洋から吹き付ける風によってミネラル豊富。
生産地:東京・八丈島 生産者:ゆーゆー牧場(八丈島乳業) スタイル:放牧 無脂固形分:8.5% 以上 乳脂肪分:3.6% 以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
神奈川・山北
神奈川県西部の山頂にある牧場。目の前には富士山、少し目線をそらしたら相模湾が一望できる絶景です。眼下に広がる、草に覆われた急斜面。薫る野牧場のジャージー牛たちはそんな場所で何食わぬ顔をして、のびのびとたくましく暮らしています。春から夏にかけては青草が香り、うまみも口にじんわりと広がります。冬に近づくにつれ、脂肪分が高くなって甘味がふくらみます。
生産地:神奈川・山北 生産者:薫る野牧場 スタイル:山地酪農 無脂固形分:8.0%以上 乳脂肪分:4.0%以上 製造:63℃30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
神奈川・厚木
厚木市街から少し離れた田んぼの真ん中にある小さな牧場。子どもの頃から牛乳が大好きだった河内さんが昼は別で働きながら、朝晩作業し営む。屋根がない小さな広場に2頭のジャージー牛が放し飼いされている。目指しているのは鍋で沸かして作る「牧場主が飲む牛乳」。風味豊かで甘い。しつこさがなく、ごくごく飲める手作りの牛乳。
生産地:神奈川・厚木 生産者:牧歌 スタイル:放し飼い 無脂固形分:8.3%以上 乳脂肪分:3.5%以上 製造:75℃ 10分 ノンホモジナイズド
和歌山・海南
標高500mの急斜面の山の中で牛を放牧する牧場。隣接するレジャー施設と合わせると100haにも及ぶ広大な敷地。エサは自生する野芝などの草が中心。搾乳の時間になるとホルスタインとジャージーの牛たちが一斉に山から降りてくる。牛乳は口当たりは軽いが、とろみもある、しっかりした飲みごたえ。
生産地:和歌山・海南 生産者:黒沢牧場 スタイル:山地酪農 無脂固形分:8.4%以上 乳脂肪分:4.0%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズ
広島・湯来
広島出身の初代が東京・八丈島に移り住んで営んでいた牧場から23頭の牛を連れ帰ったのが牧場の始まり。自然豊かな広島の山奥で育てられた牛から搾られたミルクは口当たりが軽やかでさらさら。甘さが広がるのど越し。3代目宏輔さんは牛舎飼いから2030年までに放牧に切り替えるチャレンジの最中。
生産地:広島・湯来 生産者:久保アグリファーム 製造者 砂谷株式会社 スタイル:牛舎飼い 無脂固形分:8.4%以上 乳脂肪分:3.4%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌)
広島・三次
広島・三次にある牧場。使わなくなった地域の田んぼも活用しながら、ジャージー牛たちを365日放牧している。田園風景の中で草を食んでいる牛たちを見ると懐かしい気分になる。牛たちの餌は草のみ。5月から9月の草の状態が良い期間のみ搾乳するという徹底ぶり。わずかな期間しか絞られない牛乳は脂肪分、たんぱく質分が高い。口当たりは卵のような甘さを感じ、後味はすっきり。
生産地:広島・三次 生産者:二本松牧場 製造者:シックス・プロデュース スタイル:放牧 無脂固形分:8.0%以上 乳脂肪分:3.8%以上 製造:63℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
高知・南国
高知市中心部からほど近い南国市にある牧場。狭く険しい山道を上がると、山頂付近の急斜面に放牧されている牛たちが現れる。高知市内が一望できる絶景の放牧地で牛たちは野芝や野草を食べながら自由気ままに歩いている。牛はホルスタインが中心。スッキリとした牛乳は口に入れた瞬間から甘さが駆け抜ける。
生産地:高知・南国 生産者:斉藤牧場 製造者:ひまわり乳業 スタイル:山地酪農 無脂固形分:8.0%以上 乳脂肪分:3.5%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
福岡・嘉麻
日本では4箇所しかない「特別牛乳」。搾りたての生乳を殺菌処理せずに飲める特別な許可を受けているが、白木牧場では低温殺菌している。牧場ではエサの時間以外は見晴らしの良い放牧地に出すことが多い。19頭のジャージー牛たちはストレスなくのびのび過ごす。ストレスフリーな牛たちの牛乳はクセがなく、甘くクリーミーな味わい。
生産地:福岡・嘉麻 生産者:白木牧場 スタイル:つなぎ飼い& 放し飼い 無脂固形分:8.9%以上 乳脂肪分:4.6%以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌)
熊本・玉名
24時間365日放牧。牛が食べるのも草のみ。熊本県玉名の小さな山の上で自然の一部としてジャージー牛たちが育っている。草の影響もあり、牛乳は黄色が強い。ジャージーらしい濃さと、あっさりとした風味がある。
生産地:熊本・玉名 生産者:玉名牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:8.5% 以上 乳脂肪分:4.3% 以上 製造:65℃ 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
熊本・天草
民宿を営む夫婦の奥さんがおいしい牛乳を飲みたいと思って始めた牧場。天草・最南端の海に面した牧場でジャージー牛が飼われている。元々畑だった放牧地には時々海水が入ってくるため牧草はミネラル豊富。牛たちは牧場と周辺で育てた牧草を主体としながら、地域の余った野菜や柑橘類も食べる。牛乳は甘い香り、飲むとほどよいミネラル感がある。サラッとしながら丸い甘さを感じる。
生産地:熊本・天草 生産者:一二海牧場 スタイル:放牧 無脂固形分:8.3%以上 乳脂肪分:4.0%以上 製造:63℃30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド
沖縄・石垣島
石垣島にある小さな牧場。暑さに強いジャージー牛9頭が青い海が見渡せる牧草地に放たれている。東京出身の牧場主小山内さんは20年前に石垣島に移住。牛たちのお母さんのような存在で、一頭一頭名前を呼んで話しかけているのが印象的。エサは、草をメインであげている。牛乳はコクがあり、最後に草の風味がする。
生産地:沖縄・石垣島 生産者:石垣島ミルククラウン スタイル:放し飼い 無脂固形分:9.5%以上 乳脂肪分:5.4%以上 製造:67°C 30分(低温殺菌) ノンホモジナイズド